
こんにちは、Takumiです!
今回は、 留学をする上でどんなことを考えて大学選びをするかをまとめていきます。
まずは学科で選ぶと思いますがアメリカには National Center for Education Statistics(アメリカ政府公式データ) によると
2015年時点で
4年制大学が 3,011
2年制大学が 1,616
合計 4,627
アメリカには4年制、2年制合わせて4627校存在します。
この中から自分の進学する大学を決めるのは思うより難しいです。
なのでTakumiがどう大学を選んだかを話していきます。
※あくまでも参考です。自分にあった方法で大学は選びましょう!
比較項目
大学を選ぶに当たって様々な要因があります。
今回はTakumiの使った比較項目とその理由を話していきたいと思います。
以下の10項目を中心に学校選びをしていきました
- 学びたい学部が存在するか?
- 何州にあるか?
- Cityにあるか?田舎にあるか?
- 学費はいくらか?
- 出願に必要な条件を満たしているか?満たせるか?
- 大学ランキングはどうか?
- 大学の規模はどのくらいか?
- 合格率はどのくらいか?
- 卒業率はどのくらいか?
- 空港は近くにあるか?
1. 学びたい学部が存在するか?
自分はこの時、通信工学を学びたかったのですがCommunication Engineering はほとんど存在せず、Electrical Engineering か Computer Engineering の中に集中科目として存在していたので、EEかCEのどちらかがある学科に絞りました。
自分のいきたい学科の名前や内容は自分が思ったのと違う可能性もあるので、大学がある程度絞れ始めたら、その学科のホームページに行って研究内容やクラスの内容をしっかり読んでおくことをお勧めします。
2. 何州にあるか?
この項目はあればの話です。
自分は学費が理由で西海岸などのエリアを諦めたので、州はあまり気にせずに大学を選んでいきました。(どうせ工学部で忙しくて何もできないだろうし、田舎はどこ行ってもそんなに変わらないだろうと考えました。(実際そう感じます。))
こちらに来て大学生をしていて感じることですが、規模が小さかったり、田舎過ぎる大学に行くと就職のチャンスや魚介類があまり食べられないストレスや色々あります。(それでも学費が安いので。。。)
3.Cityにあるか?田舎にあるか?
この質問は自分がどちらがいいかですが、田舎だと車がないとどこにも行けないし、不便なこともあるのでCityに行くならどう、田舎に行くならどうなるかしっかり考える必要があります。
(自分は友達だったり彼女に運転してもらって2年半やってきました。)
4. 学費はいくらか?
学費はどこに行くかを考える上でとても重要な項目の一つです。
自分がオマハに行くことになった理由も学費が大きな部分を占めます。
アメリカは奨学金をいっぱい出すイメージを持っている方もいると思いますが、自分が行こうとしていた州立大学はほとんど奨学金を出しません。出たとしても数百万円の学費に対して数十万程度です。
これは州立大学がその州の人の為の大学であって留学生の為の大学ではないからです。
よく聞く奨学金がいっぱい出る大学というのは基本的に私立大学です。
彼らは州の為ではなく優秀な学生を集めることに集中しています。
さらに大学がダイバーシティを保つために優秀な留学生にも同様奨学金を出します。
他にも日本国内でも奨学金を出してくれる団体もあるみたいですが自分はあまり詳しくないので興味があれば調べてください。
5. 出願に必要な条件を満たしているか?満たせるか?
アメリカの大学に留学生として出願するにあたって様々なものの提出が求められます。
多くの大学が必要とするのは
- 願書
- 高校・大学の成績
- エッセイ
- 推薦状
- TOEFL・IELTSなどの英語能力試験スコア
- SAT・ACTスコア
大学によっては必要ではない項目もあるかもしれませんし、大学によっては上記の全てが必要出ない学校もあります。
自分の進学したUNOはエッセイ、推薦状、SAT,ACTスコアの提出は求められませんでした。C
6. 大学ランキングはどうか?
大学のランキングは少なからず重要ですがトップ校以外はランキングが下過ぎなければ大きな違いはないと考えています。自分の場合、トップ校にいく学費と学力がなかったのであまり気にせず、自分の勉強したいことがある出願条件を満たしている大学を選んでいきました。
7. 大学の規模はどのくらいか?
大学の規模は人によっては重要な項目になってきます。
まずそれぞれ大きい大学と小さい大学について見ていきましょう。
大きい大学
メリット
- クラスをとる時に選択肢がいっぱいある
- 珍しい学科もある
- 研究費がいっぱいある
- 研究の種類が多い
- 就職やインターンの機会
- 部活動の数
- 大学院がある
デメリット
- 教授と距離がある
- クラスメートを知りにくい
- 学費高い傾向
- 校内の移動が大変
小さい大学
メリット
- 教授との距離が近い
- クラスメートと仲良く慣れやすい
- 校内の移動が楽
- 学費が安い傾向
デメリット
- 教授を選べない時がある
- クラスの選択肢が少ない
- 研究費が少ないことがある
- 大学院がないことがある
自分の通っているUniversity of Nebraska, Omaha は小さいよりの中くらいの大学で上記の両方が当てはまります。また詳しくは自分の大学についてまとめます。
8. 合格率はどのくらいか?
正直なところ、留学生の入学率は公表されてないところが多いので正直役に立つかわかりません。
入学条件をしっかり満たしてしっかり準備をするしかないと思います。
9. 卒業率はどのくらいか?
卒業率は、実際大学を選ぶときはあまり参考にしませんでした。
実際アメリカに来てから改めて感じたのですが、高いお金を払って苦労して来ている留学生の多くは必死こいて勉強するので卒業率はアメリカ人より圧倒的に高いです。
友人にもいたのですが、入学が簡単なのでまだ働きたくない、責任負いたくないなど意識の低い人も入学できてしてくるので4年持たずに借金だけ背負ってやめていく人がいっぱいいます。
なのでこうやって留学について調べている方なら卒業率はあまり考えなくても良いと思います。
10. 空港は近くにあるか?
これはあくまでもエクストラですが、中には国際空港がバスで4時間離れてるだったり
空港へのアクセスがめんどくさい大学もあったので、他の項目で決めることができなかった時に
空港へのアクセスを調べました。
まとめ
あくまでもこれはTakumiが大学を選ぶときに使った比較項目ですが、何千校も学校がある中で自分で学校を探すには有効な方法ではないかと思っています。
でも、人それぞれ何に価値を感じるか?なんで留学をしたいのか理由が違うと思うので、しっかり自分で正しいと思う方法で大学を選びましょう。
※Takumiの経験と知識を元にした内容です。もちろん大学によってはここで書かれたことが参考にならない場合があります。進学前にはしっかりその大学について調べるか、在学生、卒業生を探して話を聞くことをお勧めします。
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